東京マグニチュード8.0からみた姉弟の絆

何年も前に、アニメ好きの妹からオススメされて見ていたアニメ。こんなに号泣したアニメは後にも先にもありません。
反抗期のお姉ちゃん(未来)と、まだあどけない弟(悠貴)がお台場のロボット展に行った際にマグニチュード8.0の東京大地震に巻き込まれてしまうお話です。バイク便のライダー(日下部真理)の助けを借りながら自宅に帰ろうとしますが、思春期でワガママばかりの未来と、幼いのに気を遣っていてとてもいい子な悠貴がとても対照的に描かれています。未来が憎たらしいのなんのって。アニメの途中から、未来と悠貴が仲良く会話していたり、悠貴がぼんやりとしていたり、あちこち走り回っていなくなってしまったりと「悠貴は死んだのだな……」と気づきつつも、死なないで欲しいと願うアニメでした。弟の悠貴は最終的に亡くなってしまいますが、地震や弟の死を乗り越えて成長していく姉の姿が印象的です。伏線が散りばめられていてなんとなく予想できる結果でしたが、悠貴が亡くなったとわかる第10話、特に悠貴が未来に向かって「おねえちゃん、あのね……、ごめんね……、僕、死んじゃったんだ」という場面は号泣しました。涙なしには見られない作品です。また、バイク便の真理さんが姉弟を見守る姿や、自身も旦那さんを亡くしていることも未来の今後に大きな影響を与えています。真理さんがいることで未来は成長することができ、弟の死を受け入れるようになるのだと思います。
この作品は東北大震災の前にアニメ放送されていましたが、震災で家族を亡くされた方は見るのが辛いアニメかもしれません。私はこのアニメを通して、震災の恐ろしさ、家族の大切さに気づけたと思います。多くの人にみてほしい作品です。

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